こんにちは、めてめてです。今回は美容看護師が面接で落ちてしまう理由について解説していきます。
美容クリニックの面接は難易度が高く、美容看護師人気の増加に伴って様々な理由から面接に落ちてしまうことは多くなっています。その理由や内容について知り適切な対策に役立ててください。
ぜひ最後まで見ていってください。

めてめて
- 現役美容看護師
- 美容看護師歴7年目
- 管理職、教育、採用担当
- 医療と経営の両視点から美容医療を経験
- 大手系〜個人系まで多種多様の美容クリニックで勤務経験あり
始めに

美容看護師は人気の職業であり、看護業界でも多くの方が美容看護師を目指されています。美容看護師になるためには書類選考や面接という各美容クリニックの就社試験を受ける必要がありますが、特にこの面接が難しく、落ちてしまったというのを聞く機会が非常に多いです。
私も美容看護師の面接官として多くの方を採用してきた反面、それ以上の非常に多くの方をお見送りしました。今回は私とその他現役の美容看護師面接官経験がある方から伺ったお話を参考に美容看護師の面接に落ちてしまった理由について解説していきます。
面接で主に落ちてしまう理由への理解を深め、足りないところを補い、美容看護師面接合格を目指すのに役立ててください。
- 美容看護師の面接で落ちてしまう理由について。
- 美容看護師面接の落ちてしまう理由からできる対策について。
- 美容看護師の面接は難しいということについて。
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笑顔がない

まずは笑顔がないことを含めた、全体的な表情による理由です。
美容医療というのは医療者とサービス業の両側面を持つ世界です。つまり対象者に期待感を与え、不快感を与えないために、1つの手段として表情が非常に大事になってきます。
そして表情においてほぼ万人に不快感を与えないものが「笑顔」になります。初対面で自然な笑顔の人を見て気分を害する方は少ないでしょう。
つまり笑顔がないということは相手に不快感を与える表情である可能性があり、面接中に笑顔がない、少ないというのはそれだけで採用官に与える印象が非常に悪くなり、十分な落選理由となり得ます。
逆に笑顔が素敵な方はそれだけでも十分に期待値が高くなるので面接の成功率が格段に上がるほどです。
美容面接において笑顔は真っ先に大事な項目です。そして笑顔で注意しておきたいのは客観的視点から不快感を与えない表情であり、笑顔が作れているかということです。つまり自分の中では笑顔だった、良い表情だったというようになってないかは意識しておきましょう。
まずは面接の場において面接官にが不快を感じさせない、印象の良い笑顔をいつでも表現できるようにしましょう。
表情や笑顔に自信がない方は転職エージェントなどを利用してしっかり客観的評価をしてもらうのことがお勧めです。笑顔がないという理由で落ちてしまうのはかなり多いケースですが、最も対策がしやすいことであるため、その理由で落ちてしまうのは非常に勿体無いことです。
ちなみに私は病院退職後、始めて受けた美容クリニックの面接を笑顔がなかったという理由で落ちたことがあります。最初は笑顔如きでと思っていましたが、美容で働き、役職や面接官をすることで笑顔の重要度の高さが痛いほど分かりました。
この認識を持っている面接官は多いので笑顔は特に意識していきましょう。
美容への意欲が感じられない

次は美容への意欲が感じられないことです。
分野に対する意欲が無いというのは態度、言動に思った以上にでてしまいます。
意欲がないという事は単純に美容に興味がないという事でもあります。そのような人材は仕事を真剣に取り組まず、成長も期待する事ができないと思われるため、採用を見送られることがあります。
当然そのような人材はクリニックにとって不要ですし、そのような人材が一人いるだけでクリニックの雰囲気や環境は悪くなり、お客様や他のスタッフに多大な損失や迷惑をかけてしまう可能性があります。
実際に意欲がないと感じさせてしまった段階で面接はほぼ落ちると思ってもいい程です。
面接官は非常に多くの看護師を見てきている観察と評価のプロです。意欲がない姿勢は高確率で看破されますし、看護師を厳選しているクリニックでは特に厳しく見られます。
なんとなくや、思いつきで考えた意欲ではなく、心の底から美容をしたいという意欲を態度や言動から伝えれるようにして面接に臨みましょう。美容を真剣にやりたい、したいという強い意欲がしっかりあればそのことは必ず伝わります。
この人美容にそんなに興味がないのだな。というのは正直30分も話していたら大体分かります。
自分がそんなことないといくら思っていても、それが相手に伝わらないと結局一緒なので、美容をやりたい本気の意欲を持って表現できるようにしておきましょう。
実績がない

次は今までの仕事において実績がないことです。
美容クリニックというのは営利目的で運営されている組織です。そのため実数があり、誰もが評価できる実績を残せる人材というものが大変重宝されます。
そして実績を残せる人材というのは長期的に利益を生み出せるポテンシャルがあり、美容クリニックの形態と非常にマッチしています。
どれだけ魅力的な特技や能力が多数あったとしても、それを実績にできないのであれば評価は低くなり、逆に得意なことが少なくてもそれを意図的にコントロールして実際を残せれば評価は高くなります。
あなたは今まで何をしてきましたか?という事に対して、ただ一生懸命働いてきた、頑張ってき程度を伝えるのでは当然不十分です。どのような実績を残してきたのかを伝えることができると面接に非常に有利になります。
実績のない方は実績を作る努力を、すでに実績がある方はそれを分かりやすく評価しやすい結果で伝え方を工夫するとさらに良くなります。

ちなみに実績についてですが、看護師だからできる実績だけに捉われる必要はありません。それこそアルバイトなどで達成した実績があればそれも十分に面接内容に活かすことができます。肝心なのは自分の力で何を成し遂げたか、できるかということです。
美容看護の世界は良くも悪くも成果主義の世界です。実績を残せる、作れる人材が特に求められている分野であることを理解しておきましょう。
美容に適した雰囲気ではない

次は美容に適した雰囲気ではなかったことです。見た目や清潔感などについてです。
美容というのは対象者の兼ね合いから綺麗になりたい、コンプレックスを解消したいという特定のお客様への対応や、美容というジャンルのイメージから雰囲気というものが非常に大事になってきます。
極端な話ですが、肌が荒れている方に美肌施術をされることや、髭が不格好に生えている方に脱毛施術をしてもらいたいと思う方はいないでしょう。なんなら効果の有無に関わらず施術者の雰囲気で施術そのものに不安や不満を抱える方もいる程です。
雰囲気が適切であるということは、それだけで相手に与える期待感、安心感を格段に上げることができます。そのため美容に合った雰囲気というのもが面接でも大事になります。
美容面接で見た目採用がありますかという質問をよく受けます。流石に見た目だけで採用を確定することは殆どありませんが、評価項目の一つであることは間違い無いでしょう。

ただ勘違いがないように補足すると、見た目や雰囲気というのは生まれつきもった潜在的要因だけを指すものではないということです。清潔感を獲得することや、適切な身だしなみを整えることも美容に適した雰囲気獲得になるのでそのことはしっかりと意識して整えて面接に臨みましょう。
正直大事なのは中身なのですが、美容医療が接客という業務を含む以上演出をしないといけないため、見た目を含めた雰囲気も考慮せざる得ないのですね。
実際見た目や雰囲気が適さないという理由で落ちるクリニックもあるので、その事実は知っておきましょう。
クリニックのニーズに合っていない

次はクリニックのニーズに合っていなかったことです。
美容クリニックは多種多様な規模があり、様々な働き方があります。それこそマニュアル完全主義のクリニックもあれば、お客様優先主義のクリニックもあります。またタイトなスケジュールのアクティブなクリニックもあれば、のんびりと働けるクリニックなど、忙しいところからゆったりしたところまで様々です。
それらクリニックの方針を入職希望者が理解をしてニーズがあっているかということが採用基準では大切にされます。例えばのんびりした雰囲気のクリニックに忙しく働く存在は不要ですし、その逆も然りです。
入職希望のクリニックとニーズがあっていないとうことは、クリニックの情報を事前に調査することをしていないということであり、採用官からしたら純粋にこのクリニックに興味がないのだなと思われる要因になります。それだけで面接の落選理由としては十分でしょう。
自分がどのような美容で働きたいのかが明確になっていない方が、とりあえず働ければいいと適当に美容クリニックを選んでしまい面接でニーズに合っていない応答をすることが結構あります。入職希望のクリニックのニーズを調べて対策をして面接に臨むようにしましょう。
クリニックのニーズはホームページや転職エージェントから仕入れれる事前情報などから把握するこはできます。興味を持って下調べは特に念入りにしておきましょう。
美容クリニックとしてはやはり自分のところに最大限興味を持って働いて欲しいと思っています。ニーズを合わせるということは興味を持つといことです。
事前情報を適切に集め、クリニックのニーズを理解しておきましょう。
タイミングが悪い

最後にタイミングが悪かったことです。
クリニックが美容看護師を募集している時期ではなかったり、採用枠が時間差で他の方に埋められてしまったりなどです。この場合はほぼ不可抗力的な理由になります。
どうしてもクリニックの規模ごとに採用できる看護師の上限というのは決まっています。どれだけ優秀な人材であり、スキルや実績を持っていようが、タイミングが悪いという理由で採用されないということは頻回に起こり得ます。
特に人気のクリニックであるほど採用枠に対して申し込み数が膨大になるため、適切なタイミングを逃すだけで枠が埋まってしまうので採用されないということもあります。
リサーチ不足による自己応募などをしてしまう方がこの要因で落とされてしまうことが特に多くあります。場所によってはいかなる理由でも落ちてしまった人は今後面接をしないというところもあるため、募集時期や募集枠などはクリニックにしっかり確認したり、転職エージェントなどを利用して徹底的にリサーチするようにしましょう。
美容の面接はタイミングも大事です。良質なクリニックであるほど空きが出ないので募集のタイミングはシビアです。残念ながらタイミングが悪くて落ちた、書類選考すらされなかったというのは珍しくもないのでリサーチはしっかりしておきましょう。
最後に

今回は看護師が美容クリニックの面接に落ちてしまう理由について解説しました。
落ちてしまった理由ですがなんとなく想像がつくものから、なるほどと思ったものもあったでしょうか?何かしらの気づきがあればそれに対策をして活かして頂けたらと思います。
面接に落ちてしまう主な要因は結構シンプルで「能力不足であること」と「事前情報不足」であることが大きいです。美容で活かせる能力を厳選して獲得をし、情報は転職エージェント等有用性の高いサービスを利用して徹底的に収集しましょう。



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美容クリニックは企業であるため利益を求めます。そして美容看護師人気の現在において面接は厳選をせざるを得ないのが事実です。そのため落ちることは当然あります。しかしただ落ちるのと落ちた理由が分かるのとでは今後の対策など含めて大きく変わってきます。
今回の内容で看護師が美容クリニックの面接で主に落ちてしまう理由の理解と面接官が何を評価しているのかが分かり、面接合格を達成できる方が増えると嬉しく思います。
まとめ

- 笑顔が無かったり、対象者に不快感を与える表情は落ちる要因になる。
- 美容をしたいという意欲が感じられないと、成長の見込みがなく、今いるスタッフにも迷惑がかかるので落ちる要因になる。
- 営利目的の美容クリニックにおいて過去してきたことの実績がないと落ちる要因になる。
- 美容クリニックと入職希望者のニーズが合っていないと落ちる要因になる。
- 入職のタイミングが悪いだけで落ちる要因になる。
- 自身のスキルを育て、クリニックの情報を仕入れて面接の対策をする。
美容面接に落ちてしまう理由を知ることで、不足分を補い対策をしましょう。一人でも多くの方が良質なクリニックに受かり、長く安定して働ける美容看護師になれると良いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました
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なぜ美容看護師の募集をしていないのに面接をしているクリニックがあるのかについてですが、それは仲介業者等を使用いている場合、定期的に面接をしないといけないという大人の事情があるからで。つまり落とすことがほぼ確定している面接です。
こればっかりは完全にクリニックの都合なのでいつがそのタイミンングかは転職エージェントを利用していても知ることはほぼ不可能です。
唯一希望があるとすればものすごい優秀な方でクリニックが欲している人材であれば特例で採用される可能性があるぐらいです。