こんにちはめてめてです。今回は脱毛前にできるセルフケアで施術の効果を上げることについて話していきます。
施術の効果を上げることは満足感を高めて時間とお金の節約に繋がります。
ぜひ最後まで見ていってください。
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めてめて
- 現役美容看護師
- 美容看護師歴7年目
- 管理職、教育、採用担当
- 医療と経営の両視点から美容医療を経験
- 大手系〜個人系まで多種多様の美容クリニックで勤務経験あり
始めに

美容医療において医療脱毛は人気の治療です。連日非常に多くの方が体験されています。
医療脱毛は医療行為であるため全額自己負担となり高額です。できることなら施術一回毎の効果を高めて、早く終わらしたいと思われるお客様は多いでしょう。
今回のテーマではお客様自身がするセルフケアで脱毛の効果を高めることができる方法について解説していきます。
脱毛をなるべく安く、早く終わらしてムダ毛のストレスから解消されましょう。
脱毛の概要についてはこちら

脱毛の効果を上げるためにするセルフケアの目的は脱毛レーザーの浸透率や熱伝導を上げることです。つまり脱毛レーザーの熱が阻害されることなく必要な毛に届けることを目的としています。そのために何ができるかについて解説していきます。
セルフケアで効果を上げるためにできること

施術前の効果を上げるためにできること一覧になります。
- シェービング
- 肌を綺麗にする。
- 潤いのある肌にしておく。
ではそれぞれ解説していきます。
シェービング

まずはシェービングです。脱毛をするにあたりシェービングは必須行為なのですが、その目的としては
- 火傷の予防
- 効果減退の防止
となります。脱毛は毛にレーザーの熱エネルギーを与えるため、シェービングができていないと皮膚の表面に出ている毛に熱が吸収されてしまいます。それによって熱された表面の毛が皮膚に触れることで火傷を起こしてしまう危険性があります。
そして毛が表に出ているとその分だけ熱エネルギーが外に逃げてしまい、毛の根元に集中している毛を生やす組織にまで熱を到達させることができなくなり、結果として効果が落ちてしまいます。
つまり脱毛前のシェービングをすることでお手軽にトラブルの回避や効果の向上を期待できます。そのためにも脱毛をされる部位のシェービングはしっかりしておきましょう。
シェービングの目安ですが、肌から見えている毛の長さが1ミリ以内になるのがいいですね。午前中脱毛をする方は前日の晩に、当日の夕方にするのであればその日の朝方にするとちょうど良いタイミングになります。
ちなみにクリニックによってはオプションで直前のシェービングをしているところもありますが、意外と割高であることと、他人の剃毛を限られた時間と物品でキレイに剃ることが難しいため、自分で処理が難しい部位は頼んでもいいですが、可能な限りは自分でする方が綺麗に剃れるので良いでしょう。
中途半端に剃られてしまうとその分脱毛の効果を下げるということなので、なるべくは自分で処理をしておくのが良いですね。
塗布物、皮脂、黒ずみを落とす

次は日焼け止めやボディクリームなどの塗布物と皮脂、黒ずみを落とすことです。
ボディクリームや日焼け止めなどを塗っている状態で脱毛のレーザーを照射してしまうとその塗ったものに反応をしてしまい、塗布物が熱されて肌を火傷させる恐れがあるため、脱毛前に肌に何かを塗るのは控えていただいているクリニックが多いです。
それとは別に肌にクリームなどを塗った状態や皮脂が多い状態、黒ずみがある状態であると脱毛の効果が落ちます。
なぜかというと脱毛のレーザーは真っ直ぐ飛び特定の位置に到達した時点で熱エネルギーを放出するという特徴があるからです。

つまりその特定の位置に到達する前に障害物となる水分(汗)や油(皮脂、クリーム)等があるとそこで乱反射してしまいレーザーが真っ直ぐ飛ぶのを阻害してす。また黒ずみがあるとその黒い部分に熱エネルギーを吸収されてしまいます。
そのため熱エネルギーが特定の地点に阻害された分だけ届かなくなるので、毛が十分に熱されず毛を生やす組織の破壊に至らないことがあり脱毛の効果が落ちます。
脱毛前に体に塗っているクリームや皮脂などをキレイに落としておくことや、洗って皮脂、黒ずみを落としておくことでトラブル回避ができ、さらに脱毛の効果を上げることも期待できます。
脱毛前に意識してみてください。
潤いのある肌にしておく

最後はデイリーケアなどを行い潤いのある肌にしておくことです。
「潤いのある肌であることが脱毛の効果をあげる。」というとなぜと思われるかもしれませんが、それは熱の伝達率が乾燥や荒れた肌よりも潤いのある肌の方が高いからです。
脱毛のレーザーは毛に熱を伝えるますが、そこに至るまでの障害の数で最終的な出力に対する熱量が決まります。前項でクリームや皮脂、黒ずみについて説明したのは皮膚の外でレーザーを阻害するものであり、乾燥肌や肌荒れなどは皮膚の中でレーザーの熱伝達を阻害するものです。
つまり乾燥肌や肌が荒れている状態というのは皮膚の中の不純物が多くなるため、それら物質がレーゼーの熱伝達を阻害してしまうことで脱毛の効率が落ちるということです。
肌の潤いと脱毛の効果は一見関係無いように見えますが、しっかりメカニズムがあります。
日頃のケアをしっかりして肌状態を良くして脱毛の効率をあげていきましょう。
最後に

今回は脱毛前のセルフケアで脱毛の効率を上げることについて話しました。
今回紹介したセルフケアをすることで医療者としてはトラブルの予防を、お客様としては効果の向上が見込めます。
施術の効果を上げることは脱毛の完了までが早くなるので、通院の手間を軽減して大きな節約にも繋がります。浮いた時間やお金で楽しいことをしたり、気になる施術をしたりといろいろなことができますね。
脱毛は少しの意識とケアで効果をあげれることが期待できるので、今回の内容がその参考になれば嬉しく思います。
まとめ

- シェービングをしっかりと適切なタイミングでする。
- クリームなどの塗布物は落としておく。
- 皮脂や黒ずみなどを可能な限り落としておく。
- デイリーケアをして潤いのある肌を作っておく。
- 脱毛の効果を上げることは時間、お金の節約になる。
セルフケアで脱毛の効果をしっかりと上げていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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