こんにちはめてめてです。今回は医療脱毛種類である熱破壊式、蓄熱式について話していきます。
脱毛の種類を知ることで効果のある脱毛の選択に繋がります。
ぜひ最後まで見ていってください。

めてめて
- 現役美容看護師
- 美容看護師歴7年目
- 管理職、教育、採用担当
- 医療と経営の両視点から美容医療を経験
- 大手系〜個人系まで多種多様の美容クリニックで勤務経験あり
始めに

医療脱毛の人気は非常に高く連日多くの方が脱毛を体験されています。
医療脱毛をされるのであれば必ず医療用の脱毛器を使用する必要がありますが、その機械で気にしておきたいことが、脱毛に特化したレーザーを使用していることと、脱毛の方法です。
正しい脱毛を知ることでより効果の高い満足感の高い脱毛に繋げることができます。
今回はその方法について解説していきます。
レーザー脱毛についてはこちら

脱毛の方法

医療脱毛でレーザーを使用した場合の脱毛方法は以下の2種類になります。
- 熱破壊式
- 蓄熱式
それぞれ最終的な目的は毛を生やす組織の破壊ということになります。その破壊する部位と方法に大きな違いがあります。
熱破壊式
高出力のレーザーを一回放出して毛の生やす組織(皮脂腺開口部、バルジ領域、毛乳頭部)の全てを破壊する方法です。毛の生やす組織全てに影響があるため即効性が高いです。
高温を単発で送るので痛みはやや出やすく肌への刺激もあります。単発の照射になるため技術の差が出にくく、効果が変わりにくいです。
蓄熱式
低出力のレーザーを複数回重ねて放出し毛の生やす組織のうちバルジ領域のみを破壊します。破壊する部位はバルジ領域のみなので効果が出てくるのに時間を要します。
熱を数回に分けて蓄積していくので痛みと肌の刺激はやや緩やかです。施術者が同じところに数回熱を入れるので技術の差により効果の優劣があります。
どちらがいいのか?

では熱破壊式の機械と蓄熱式の脱毛器どちらの方がい良いかということですが、これは結論「熱破壊式」になります。
というのも蓄熱式が熱破壊式に対して優位であることは痛みがマシかもしれないことと、肌への刺激が少ないかもしれないこと程度です。その他の要因に関しては全て熱破壊式に軍牌が上がります。特に施術者による技術の差がないことが一番大きいですね。
クリニックのホームページなどを試しに見てみると、蓄熱式は産毛に効果があるとか、日焼け肌やアトピー肌にもできるとか、肌に優しいのでトラブルが少ないとか色々クリニックにとって都合の良いことを書いていますが、それらははっきりいって熱破壊式でも同じことが言えます。
1種類のレーザーで比較をすれば熱破壊と蓄熱式で多少優劣はありますが、使用するレーザーを調整をすればそれら問題は解決します。
私の経験でもお客様の効果達成度はやはり熱破壊式で始めた人の方が高いです。そのこともあり、まずは熱破壊式の使用を推奨しております。
結局なところ

結局なところ脱毛をする場合の第一選択は熱破壊式になるのですが、とはいえ熱破壊式の方が絶対的に必ず優れているかというとちょっと話は変わってきます。
というのも美容は個人差の多い世界です。それこそ医療脱毛も毛質や肌質で効果がかなり変わります。つまり蓄熱式の方が効果が出る方や蓄熱式の方が安全にできる方も当然います。
また熱破壊式で効果があったとしても何十回としているといくら出力を上げたりレーザーの種類を変えたりしても効果が乏しくなったり、無くなってくることがあります、その時に蓄熱式の脱毛をすると効果が出ることもあるので、効果に合わせて使い分けをすることが大事ですね。
最後に

今回は医療脱毛の方法について話しました。
熱破壊式と蓄熱式どちらも最終的には永久脱毛を目的としていますが、しっかりと内容を理解して効果のある脱毛を選択しましょう。
単純に医療脱毛と言ってもレーザーや方法、機械など色々なことがあります。どれが1番効果があり良いかというのが分かるのは結局なところ自分自身です。クリニック側のみの情報を過信せず、必要なものを見つけていきましょう。
今回の内容が効果のある脱毛探しに繋がれば嬉しく思います。
まとめ

- 医療脱毛の方法は熱破壊式と蓄熱式の2種類がある。
- どちらの方法も毛を生やす組織の破壊を目的としている。
- 熱破壊式は施術者による技術の差が出にくい。
- 第一選択は熱破壊式の脱毛をお勧め。
- どちらが絶対的に効果が出るかは個人差があるため使い分けが大事。
医療脱毛の特徴をしっかりと理解して理想の脱毛を探しましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

↓脱毛前の毛の処理にお勧め↓
【補足】
毛の生やす組織の破壊について、破壊する部分についてそれぞれの特徴になります。