こんにちは、めてめてです。今回は包茎の治療方法について話していきます。
実は包茎の治し方は余っている皮を取り除く以外にもいくつかあります。
ぜひ最後まで見ていってください。

めてめて
- 現役美容看護師
- 美容看護師歴7年目
- 管理職、教育、採用担当
- 医療と経営の両視点から美容医療を経験
- 大手系〜個人系まで多種多様の美容クリニックで勤務経験あり
始めに

日本人の包茎割合は7〜8割と高く、近年では包茎であることのデメリットを多くの男性が感じることで解決のため治療を選択される方が増えてきています。

今回は包茎の治し方について解説していきます。包茎治療は基本余っている皮を取り除くことを指しますが、それ以外にもいくつか方法が存在します。
皮を切ることに抵抗がある方や怖い方、その他の方法について気になる方の参考にしてみてください。
包茎の直し方の種類

ではまず包茎の直し方にどのような方法があるかについてです。
- 余っている皮を取り除く。
- 亀頭のカリの高さを作る。
- 剥き癖をつける
現状包茎を治す方法はこれらになります。大まかに分けると皮を取り除く方法と取り除かない方法が存在しています。ではそれぞれ解説していきます。
余っている皮を取り除く

物理的に余っている皮を物理的に切って処理する方法です。原則医療機関でしか行うことはできません。
直接的に皮の処理をすることから包茎治療で1番確実な方法となっています。余っている皮を取り除くため通常時剥けている状態を作りやすいことと、皮余りによって起こるダボつきなども解消されるため、全体的に見た目がすっきりします。
治療後は通常基本剥けた状態になりますが、勃起に必要な分の皮は残しておくため寒い時や運動した時などで極端にペニスが縮こまる時は皮がかぶることもあります。
病気に分類されるカントン包茎や真性包茎の方が包茎を治す場合は原則皮を取り除く治療一択になります。皮を取り除く以外で病気の原因となっている締め付けを解除することができないためです。
皮を取り除く治療には保険医療と美容医療ですることができます。

皮を取り除く包茎の治療は確実性が高いため包茎治療を希望される方の7割以上が選択されます。ただし皮を取り除くことで感度や可動域、使用感に多少の変化があるためそれらが気になる仮性包茎の方は治療をしないか、別の治療を選ばれる場合があります。
亀頭のカリの高さを作る

包茎の主な理由は皮が余っていることと、亀頭のカリに皮が引っ掛からないことにあります。そのため亀頭に特定の薬剤を注入して亀頭のカリの高さや大きさを作り皮が亀頭を乗り越えてこないようにして包茎を治す方法があります。
この注入による治療は切らない包茎治療となっています。
治療により感度の変化が起きにくいことと、通常時亀頭が大きくなること、そして注入した薬剤によってはカリに硬さが出るため、それが異性に刺激を与えることができるなどの副次的なメリットがあるのが特徴としてあります。
ただし注入で包茎治療をした場合どの程度カリが大きくなるのかは個人差が非常に大きく、治療をしてみなくては効果が分からないということがあります。そのため全然膨らまなかったという方もいればかなり膨らんだという方もいますが、平均は注入する前に比べて一回り張りが出たという感じで定着することが多いですね。
注入による治療は包茎の改善+機能面の向上や改善が見込めます。ただし締め付けのあるカントン包茎や真性包茎では締め付けの解除ができないため注入治療は適応にはなりせん。
また皮の余りが多い方も注入だけで改善することは難しいです。仮性で皮余りが少ない方や切るのが怖いとい方の選択肢になる感じですね。
注入による包茎治療は自由診療でしかすることはできないことと、皮を切るものに比べて薬剤分割高になる場合もあるのでしっかり確認しておきましょう。
剥き癖をつける

剥き癖をつけて包茎を予防、治す方法があります。
剥き癖の付け方として、皮を完全に剥いた状態にした後に被らないように包帯や皮膚テープなどで固定する方法です。綺麗に剥き癖がついて皮が被りにくくなるとそれで包茎が治る場合もあります。
剥き癖による包茎を治す最大のメリットはコスト面です。皮を取り除く手術や薬剤の注入に比べて材料程度のコストだけでできるので比較的安価でできます。
ただこの場合も、向けない真性包茎は出来ず、締め付けのあるカントン包茎の方が無理やり皮を剥いてしてしまうと締め付けが余計に強くなってしまうなどの状態の悪化を招いてしまう恐れもあるため、絶対に無理矢理にはしないようにしましょう。また仮性包茎でもすぐに皮が被る方や皮の余りが多い方であると剥き癖がついたとしても結局被ってしまうことがほとんどであるため、仮性包茎の皮余りが少ない方が試してみる程度のもですね。
目安ですが1〜2週間ほど剥き癖をつけてみて治らないのであればその時は皮を切るかカリの高さを作るかをしないと治すのは難しいでしょう。
最後に

今回は包茎の治し方について話しました。
包茎治療といってもいろいろな治し方があるため効果や特徴などを含めて自分に合ったものを選択して治療するのが良いですね。
包茎は学生から高齢者の方まで日々多くの方が様々な目的を持って治療をされています。包茎を治すことで清潔感や見た目の改善、自信の獲得をされている方も非常に多くいらっしゃいます。
まだまだ包茎の話をすると恥ずかしさや抵抗感がある方もいますが、悩まれている方はまずはその問題にしっかりと向き合って解決の一歩を踏み出してみてください。
包茎治療の違いについてはこちらこちら↓

包茎治療を技術優先で選ぶ必要性はこちら↓

包茎治療で起こる変化はこちら↓

今回の内容が包茎の治し方の理解を深めるきっかけとなれば嬉しく思います。
まとめ

- 皮を取り除く治療をすることで包茎が治せる。
- 包茎治療は基本皮を取り除く治療が選ばれている。
- 注入の治療によって亀頭のカリの高さや大きさを作ることで包茎を治せる可能性がある。
- 注入による治療はなるべく人体に被害の少ないヒアルロン酸を選択する。
- 皮に向き癖をつけることで包茎を治せる可能性がある。
- 自分にあった包茎治療を選択する。
色々な包茎治療があります。それぞれの特徴を知り自分にあった治療方法を選択して、包茎を治しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

【余談】
注入の治療に使う薬剤は様々な種類があります。
これら薬剤について大きく分けるとヒアルロン酸とその他になります。ヒアルロン酸というのはもともと人体にある物質で、その他の物は完全に異物となります。
ヒアルロン酸は人体に元々ある物質であるため長期的に見ても安全性が非常に高く、ヒアルロン酸を溶かす薬剤(ヒアルロニダーゼ)があるため注入後に何かトラブルが起きた際も対処ができます。
その他の人体に無い物質は注入によりアレルギー反応や長期的に何が起こるか分からないリスク、そして一度入れてしまうと完全に取り出すことがほぼ不可能であるため危険性が全体的に高くあります。場合によっては亀頭が壊死してしまったなんてことも過去あります。
そのため注入による治療を選択する場合は可能な限りヒアルロン酸を選択しておきましょう。