こんにちは、めてめてです。今回は私が美容看護師を目指す時に苦労したことについて話してみたいと思います。
今でこそ安定して美容看護師として働いていますが、ここに行き着くまでに本当に多くの苦労がありました。今回はその数ある苦労の中の１つ「美容看護師になるために苦労したこと」について話していきます。おそらく同じ境遇の人もいらっしゃるのではないでしょうか？どのように乗り越えたのかも話していますので、共感いただけると嬉しいです。
ぜひ最後まで見ていってください。
めてめて
- 現役美容看護師
- 美容看護師歴7年目
- 管理職、教育、採用担当
- 医療と経営の両視点から美容医療を経験
- 大手系〜個人系まで多種多様の美容クリニックで勤務経験あり
始めに
早いもので美容医療分野での経験も長くなり、気づけば病院で働いていたよりも長い時間を美容看護師として働いています。
今でこそ良質なクリニックに巡り会い、そこそこの立場と地位を獲得して、美容看護師として安定して働くことができていますが、ここに行き着くまでに非常に多くの苦労を経験しています。
今回のテーマではその数ある苦労の１つである「美容看護師になるために苦労したこと」について話していきます。
美容看護師になるための段階でも既にたくさんの苦労を経験してきました。書類選考になかなか通らなかったり、美容クリニックの面接に落ちてしまうことも当然ありましたし、美容採用関連が難航しすぎて美容看護師を目指すことを諦めようと思ったこともありました。
ただその時に色々工面して苦労を乗り越えることで、最終的に今のところに辿り着き無事成功を勝ち取ることができています。
今回の内容はめてめて個人の体験による美容看護師になる時に苦労したことと、その時の対処方法になりますが今、そしてこれから美容看護師を目指していてく人にも同じような境遇に遭遇し、困ることがあるでしょう。
今回の内容で共感するポイントがあれば、それが何かしらの問題解決のきっかけになればと思います。
- 筆者が美容看護師転職の際に感じた苦労や困ったことについて。
- 苦労や困難をどのように工面して乗り越えたのかについて。
- 使える手段は積極的に使用した方が良いということについて。
私が美容看護師になるのに苦労したこと
私が美容看護師になるための転職活動をしてきた時に感じた、苦労したことがこちらになります。
- 書類選考になかなか通らない。
- 看護師関連の面接で初めて落選する。
- 金銭的余裕がなくなっていく。
- 気持ちの余裕がなくなっていく。
書類選考がなかなか通らない
まずはなかなか書類選考が通らなかったことです。
簡単に私が美容看護師転職を本格的にするまでの経過になります。大学卒業後病院経験を4年弱と、それに加えて美容医療併設型の保険診療クリニックで美容医療中心の仕事を数年していたため既に美容看護師として経験をしている状態でした。
そのため美容の簡単な知識や経験はある程度持っており、また病院ではリーダーや教育業務など含めてそこそこのポジションで業務をしてきています。
それら経験があったため、美容看護師転職をするにあたって自分の中では「看護師として申し分無いスペックがある」と思っていました。そのため当然書類選考で落ちるということは想定していませんでした。
しかしいざ美容クリニックに履歴書等の書類申し込みをしてみると、殆どのところから書類の段階でお断りをされ、また面接まで辿り着けたクリニックも明らかに劣悪そうな環境のところしかないという状態でした。
流石にこの現実はショックが大きかったです。初っ端から躓いていますからね。この段階ですでに美容は難しく、諦めるしかないのかとも本気で思い、訪問看護など他の看護師系の職種も並行して探していたほどです。
この段階でようやく個人の力では良い美容看護師転職は難しいと判断したため、看護師転職エージェントの利用を期待はせず仕方なく、ダメ元で開始しています。
しかし結論から言うと転職サイトに登録して優秀なエージェントと知り合うことで、その後はスムーズに書類選考を通過して、短期間で1箇所目に入職していた労働環境が比較的良い美容クリニックに辿りつくことができました。
ちなみに転職エージェントになぜ今までのクリニックの書類選考を通らなかったのかを調査素してもらい内容を確認したのですが、「そもそも看護師を募集していない時期だった」「男子看護師は募集していなかった」「履歴書の内容がクリニックのニーズに沿ってなかった」など色々な原因を把握することができました。
書類選考の段階ですでにかなり苦労していたのですが、今思うと結構無駄な労力と時間を浪費していただけだと感じています。個人のリサーチ力で良さそうと思ったクリニックがあったとしてもそのクリニックに採用されるためにどのような人材が求められているかまでは完全に把握できないので、それが原因で書類選考すら通過しないのだなということを痛感しました。
もし美容クリニックの転職を個人の力で頑張っていて、美容転職関連のノウハウが無く、書類選考が思ったように通過しないというのがあれば試しに転職エージェントを利用してみるのが良いかもしれません。頼んでみると比較的スムーズに転職活動が進むこのもあるため、利用方法には十分に気をつけて使用の検討をしてみてください。
看護師関連の面接で初めて落選する
次は看護師関連の面接で初めて落ちたことです。
転職エージェントに美容クリニックをいくつか紹介をしてもらい、気になったクリニックで面接まで辿りつくことができたのですが、ここで次なる苦労がありました。それが看護師関連の面接に人生で初めて落ちてしまったことです。紹介してもらった最初の1社で面接に落ちています。
これもまた衝撃的な事実でした。自分の中では看護師としての能力や経験は平均と比べても決して劣っているとは考えてもいなかったため、面接で自分の能力や魅力を直接伝えれば、落ちるなんてことは絶対にないだろうと考えていたので、その分かなりショックが大きかったことを覚えています。
この面接に落ちた理由についてもエージェントから内容を確認しましたが、「笑顔がなかった」「クリニックの働き方に向いてないと判断された」という旨であることが分かりました。
まずは笑顔がなかったという理由で面接に落ちたのは特に驚きました。転職エージェント経由で転職活動をしていたので、当然面接の練習もしており注意点や意識することなども説明を受けて、笑顔の重要性も理解していたので、面接でもかなり意識していつもだったのですが、結局自分の中では笑顔であっただけという自己完結でしかなく評価を得ることはできませんでした。
またクリニックの働き方に向いていなかったことについても、面接で「今までこれだけたくさんの仕事貢献をしてきて、効率良く素早く仕事をできます」という効率面を中心にアピールしていたのですが、面接をしたクリニックが本当に求めている人材が「業務効率よりも、お客様一人一人にしっかりと向き合って対応ができる人材」という丁寧さが求められていたため、そのことをきちんと把握せず、クリニックのニーズとマッチしていない回答をしてしまっていたため、適していないと判断され落とされました。
今思えば落ちた理由は至極真っ当なのですが、当時はこんなにも魅力的な自分を落とすのはクリニックの見る目がないのだと結構他責的になっていましたね。
美容看護師の面接は落ちることがあるという話はよく聞いていたので知っていましたが、まさか自分の能力でその面接に落ちることなんて有りえないと思っていたので、悔しい思いをしました。
流石に面接の落選が重なるとメンタル的にも穏やかではないと思ったので、落ちた理由に対して徹底的に対策をしました。笑顔も客観的に伝わるように練習をして、不自然にならない程度でオーバーに表現するようにし、クリニックのことを知るためにホームページも隅々まで読み込んで、複数の転職エージェントに入職希望先の職場調査を依頼して、クリニックの本当のニーズを把握しそれに沿うような魅力を鍛えて、面接で表現ができるように練習するなど多方面にかなり力を入れました。
その成果もあって始めて入職した美容クリニックでは本来1週間ぐらいかかる合否の返答を翌日には内定という結果でもらうことができました。
金銭的余裕がなくなっていく恐怖
次は美容転職が難航したことによって金銭的余裕がなくなっていったことです。
私は美容看護師になりたいと思って転職活動を始めた頃はまだ病院に在籍をしていて、いつに辞めるというのが確定している段階でした。そのため給料自体はまだ得れる状態でした。しかし書類選考が通過せず、面接での落選もあって、美容転職fで難航していたため、病院退職後にもまだ入職先が決まっていない状態でした。
そのため収入が純粋に0の状態で転職活動をしていたため、日々お金だけが失われていく、終わりの見えない果てしない恐怖とストレスがありました。
特に病院時代はストレス発散のために浪費癖があったので、美容看護師転職の際は使える貯金も少なく、正直あと1ヶ月でも転職活動が長引いていればまともな生活はできなかったぐらいです。そのため美容転職を諦めて、とりあえず看護師を採用をしてくれる場所を条件を考慮できずに探さざる得ない状況の一歩手前まで来ていました。
特に今まで看護師として安定した収入があり、金銭的な自由度が高い状態からそれが急に無くなるといのは長期間続けば続くほどその分のストレスも強く感じていたでしょう。
余談ですが私は美容業界で今に至るまで5回ほど転職をしているのですが、この金銭的余裕がなくなる恐怖を2度と体験しないためにも、転職前には最低半年は税金の支払いも含めても問題なく生活ができる程度の資金は現金で準備しておくようにしています。
お金という理由だけで選択肢を狭めないためにも、これから美容看護師転職を検討したい方にはぜひ生活に問題のない貯金をしておくことを強くお勧めしています。
気持ちの余裕が無くなっていく
最後は気持ちの余裕が無くなっていくことです。
これも美容転職が難航していたことに大きく起因するものですね。
次の仕事が無く、お金も減っていく、そして節約などの制限もしないといけないため、気分転換も限られた範囲でしかできず、自宅で転職先探しや転職書類の作成、転職エージェントからの連絡を待つだけなど、転職活動が安定して進んでいないという現実だけを常に叩きつけられている状態であったため、どんどん焦燥感や不安感が強くなっていきました。
それこそ転職活動を始めてすぐの頃は良質な美容クリニックががすぐに見つかって即採用され、自分の能力も最大限に発揮ができ、輝ける美容看護師として働けると思っていたものですから、それが最初から躓いて思い通りにいかないというのは純粋に辛いものでした。
そのため想定していた転職のイメージと大きく異なり、気持ちの余裕が無くなっていき、どんどん冷静な判断をすることすらもできなくなっていました。それこそ、最初は「こんな美容看護師になりたい」「こういうクリニックで働きたい」と漠然と思うことはあったのですが、気づけば入職できる美容クリニックだったらとにかくどこでもいいという、安直で危険な思考に変わっていました。
なんとか転職エージェントと定期的にキャリア面談をすることで、方向性を完全に見失わずには済んだのですがそれでも、あの時は冷静さは殆ど無かったでしょう。
私の場合は最初は自分だけの力で理想の転職をするというノウハウもない状態で、大丈夫だろうという根拠のない考えで転職活動を始めていましたが、そのせいで転職が難航して、気持ちの余裕をすり減らしてしまうだけの結果になったので、素直に使えるものは最初から全て使っておくべきだったと反省しています。
実際2回目以降の転職では最初から転職エージェント等を有効的に利用しており、金銭的余裕も相まって比較的素早く、そしてストレスフリーな転職活動ができています。
最後に
今回は私が美容看護師を目指す時に苦労したことについて話しました。
本当に美容看護師になるためにしてきた苦労は大変でした。あまりにも上手くいかなすぎて、自暴自棄と焦燥感、無気力感などネガティブな感情がとにかく凄かったです。
今でこそあの時こうしていれば良かったなどの理想の転職活動を考えることはできますが、当時の自分は本当に視野が狭かったのだなと思います。ただ失敗をした時に自己分析をして同じ失敗を繰り返さないために何ができるかを考えて行動したことは転職活動の中でも誇れるところだったと思います。
今回の内容は私が直接経験してきた、美容看護師になるために苦労してきたことですが、美容転職関連で相談される方達から話を聞いたり相談を受けている感じ、似たような問題に直面している方は多いように感じています。
実際最近は美容看護師の需要増加に伴い採用関連の難易度が上がっていることは紛れもない事実です。
今採用関連が上手くいかず悩み不安を抱えている人もいるかもしれませんが、それは決して自分だけではなく、自分だけが大変なのだと気に病む必要はありません。焦りは冷静な判断を欠いてしまう最大の要因になります。
美容看護師転職は難航しやすいです。しかしその分使えるサービスやできる対策などは色々あります。当ブログでも有用性や再現性の高い情報は積極的に発信しているので参考にしてみてください。
使えるものは全て有効活用し理想の美容看護師転職活動に繋げてみてください。
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今回の内容が美容看護師転職で悩んでいる人、困っている人の参考になれば嬉しく思います。
まとめ
- 書類選考がなかなか通らなかった、通っても劣悪そうなクリニックばっかりだった。
- 看護師関連の面接で始めて落ちた。
- 面接で落ちた経験がなかったのでショックが大きかった。
- 転職活動が長引き金銭的余裕がなくなっていった。
- 金銭的余裕の無さから、美容看護師を目指すことが難しくなっていった。
- 転職が理想通りに進まず、気持ちがどんどん病んでいった。
- 気持ちの余裕がなくなり冷静な判断ができなくなっていた。
- 転職エージェントなどの有用性の高い転職関連サービスの利用を拒んでしまっていたため、転職に余計な手間と時間がかかった。
- 美容転職に難航していて悩んでいる人は多くいるので、気を病みすぎないようにして余裕を持った転職活動をすることが大事
美容転職は始めから全て上手くいく完璧な看護師は少ないでしょう。みんないろんな壁にぶち当たっていると思いますが、1人で悩まずに、色々頼ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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