こんにちは、めてめてです。今回は不安を取り除ける美容看護師になろうという内容を解説していきます。
お客様の不安や緊張を取り除ける美容看護師はかなり強いです。そのことを知っていただけると思います。
ぜひ最後まで見ていってください。

めてめて
- 現役美容看護師
- 美容看護師歴7年目
- 管理職、教育、採用担当
- 医療と経営の両視点から美容医療を経験
- 大手系〜個人系まで多種多様の美容クリニックで勤務経験あり
始めに

美容医療の人気と需要は非常に高く、お客様の全体数も着々と増えています。しかしまだまだ美容に抵抗があり通院することに不安があるお客様も多くいらっしゃいます。
冗談抜きでクリニックの前で1時間以上入るのを戸惑っているお客様もいらっしゃるぐらいです。
今回はそのようなお客様に対して「不安を取り除ける美容看護師を目指して欲しい」ということをテーマにしました。
不安を取り除くというのはそれ自体が立派な医療行為であり、これを適切にできる美容看護師はそれだけで安定感や地位を高くする事ができます。
目的をもって対象者の不安を取り除くことへの理解を深めてみてください。
- 不安を取るという目的を持つ必要性について。
- 不安を取り除くことで評価向上を目指せることについて。
- 不安を取り除くことは立派な医療行為であることについて。
不安を取るという目的を持つ

お客様の不安を取ってあげるという行為は、ただそれをするだけでも目的を持たすことで、付随して多くの効果を得ることができます。その効果を意図的に発生させる事が大切になります。
ただ漠然と不安を取ってあげるのと、意味もって不安を取ってあげるのとでは達成できる成果は一緒でもその中身が大きく変わります。
特に不安を取ることに医療的な目的と意味を持たすことができれば、それは医療者である美容看護師がする立派な医療行為となるので、その成果を評価に反映させることが期待できます。そして評価を上げる事ができれば立場や待遇面、給料面などの向上にも繋げていくことができます。
これが美容看護師が対象者の不安を取り除く主の目的となります。
そして不安を取り除く過程で以下の目的意識を持つことで医療行為として評価を得やすくなります。
- 正常な判断を持ってもらうため。
- 施術の効果を高めるため。
- 痛みを軽減するため。
- 状態を悪化させないため。
ではそれぞれについて解説していきます。
正常な判断力を持ってもらうため

まずは不安を取り除くことで正常な判断を持ってもらうことが期待できます。
不安がある状態は物事の理解度が低下してしまい、正しく判断できない可能性高くなります。そして医療において相手の判断力が低下しているということは、医療を受ける状態として適しません。
例えば医療者から施術の概要や注意点、術後処置などの説明をしたとき、不安等からあまり内容を理解できておらず、クリニックの指示通りのことが実施できず無茶なことをしてしまい、重大なトラブルに発展してしまうなんてことが起こり得ます。
そうなったくるといくらお客様に原因があったとしてもトラブルと起こしてしまったクリニックに信用や信頼は社会的に必ず幾分か損なってしまいます。
つまり不安を取り除き、安心感を与えるということは相手の理解力や判断力を正常にして、安全な医療の提供に非常に役立てることができます。
不安を取り除いてお客様が安全に医療行為を受けてもらうという目的を持つことが美容看護師としての医療行為になります。
施術の効果を高めるため

次は不安を取り除く事で施術の効果を上げることができます。
不安を取る事で直接的に施術の効果自体が上がるわけでは無いのですが、不安を取り除き、安心感を与えることで施術の効果向上に繋げることができます。
不安がある状態というのは負の感情であり、逆に安心感がある状態というのは正の感情です。
正の感情を持った状態で施術を受けてもらうことで満足感や安心感がある体験になます。それが間接的に治療の効果を高めることに繋がります。
同じ治療、同じ効果を達成できた時にその施術の効果を上げるためにはこの正の感情を持ってもらうことが大切です。自分を気遣ってくれた、親切にしてくれた人が提供するものを良いものと感じる方は多いでしょうが、それは安心感を持つなど正の感情になっているからですね。
そのために不安を取り、相手に安心感を与えることで施術効果を上げる目的を持つことが美容看護師としての医療行為になります。
痛みを軽減するため

次は不安を取り除くことで痛みの軽減に繋げることができます。
不安がある状態というのはいわゆる警戒しており、神経が研ぎ澄まされている状態ともいえます。そのような状態の時は外部からの刺激に対して敏感で特に普段より痛みなどを感じるようになります。人体の一種の防衛反応ですね。
つまり不安を取り除くということはそれらよって発生する痛みや、それに伴う苦痛を取り除くことができます。物理的に施術の痛みを完全に取り除くことは流石にできませんが、痛みが少ない施術ができるということはそれだけでお客様の安心感がかなり高くなります。
そして痛みが少ない施術というのはお客様の施術意欲の向上や施術継続のきっかけになることも多くあります。
実際私が担当したお客様で、不安を取り除くことで他の人より痛みが少なく、リラックスして施術を受けることができたため、次もぜひお願いしますと感謝された経験も多くあるほどです。
痛みという苦痛を緩和するのはそれ自体が立派な医療行為ではありますが、不安やを和らげる事のついでにその目的を持たすことで美容看護師としての医療行為となります。
状態を悪化させないため

最後に不安を取り除く事で身体の状態悪化が予防でることです。
不安がある状態は普段よりも感覚が過敏で緊張感を高めます。それが原因となり自律神経を乱してしまう事があります。「迷走神経反射」などはまさにそれに該当します。それらにより血糖値や血圧の低下などを誘発させてしまう事で、身体の状態が悪くなってしまう可能性があります。
それらを予防するための方法として不安を取り除いてあげることができます。
これは特に若い子であればあるほど経験値から不安が高くなる傾向にあるので効果が大きくなります。
不安を取り除くことで状態の悪化を予防するという目的を持たせることでそれが美容看護師としての医療行為となります。
不安を取り除くことを評価に繋げる

解説してきたように不安を取り除く事で様々な医療的効果を獲得することができます。
そして大事なのは不安を取り除くことに医療行為として目的を持たせて評価に繋げるこということです。
美容看護師というのは当然ですが医療者としての側面があります。つまり医療的にお客様に関わることも業務です。つまり不安を取り除くことに医療的な目的を持たせ医療行にしてしまえばそれは立派な美容看護師の業務になります。そして業務を果たしているという実績を元に評価を上げることに繋げていくことができます。
評価を上げるということは給料やモチベーションの向上はもちろん、一定の地位の確立にもなるため、より安定して長く働ける美容看護師へと繋がっていきます。そのため不安を取り除くことに目的を持たせて、最終的には自分の評価に向上に繋げていきましょう。
最後に

今回は不安を取り除ける美容看護師になろうという内容で話しました。
不安や緊張をただ取ってあげることも、そこに目的を持ち医療介入にすることで美容看護師の業務となり、そして強力なスキルになります。スキルのある美容看護師は長い目で見ても安定感が高く強いです。

また純粋に不安を取ってくれる看護師というのはお客様からの信頼が高く、感謝もされるので、お客様を対象としている医療美容としてはお客様から良い評価をもらえる看護師というのはそれだけでも十分意味があります。
普段美容看護師としてお客様に不安を取り除ける関わりができている方はそこに医療的な意味を持たてみましょう。また自分にスキルが足りてないなと思う方は不安を取り除く関わりをしてみてはいかがでしょうか?
今回の内容が美容看護師の不安を取り除く必要性の理解を深めることになれば嬉しく思います。
まとめ

- 不安を取ることに意味を持たせる。
- 医療的介入として不安を取り除く。
- 不安を取り除くことは正常な判断力を与える。
- 不安を取り除くことは施術の効果を高める。
- 不安を取り除くことは痛みを軽減できる。
- 不安を取り除くことは状態の悪化を防ぐ。
- 不安を取り除くことに意味をもたして評価に繋げる。
不安を取り除いて安定感とスキルのある美容看護師を目指しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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